読み方の目安:初めて使う方は第1章から第6章まで順番に読みながら操作してください。すでに利用中の方は第7章・第8章へ直接どうぞ。料金と回線をすばやく見比べたいときは「料金プラン」と「回線一覧」の2ページを開いてください。
サービスとは:海外接続の位置づけと範囲
VPNYF は月額サブスクリプション型の海外ネットワーク高速化サービスです。「海外のネットワーク経由でリクエストを転送する」という仕組みを、ログインして回線を選び、接続を押すだけの製品にしました。契約期間中は 90+ カ国に分散する 210+ の回線を利用でき、クライアントは Windows、macOS、iOS、Android、Linux の5プラットフォームに対応、台数は無制限です。ユーザーは自分でサーバーを借りる必要も、プロトコルの細部を理解する必要も、証明書やポート、偽装ルールを保守する必要もありません。
海外向けの経路を自分で組むということは、サーバーを買い、プロトコルを選び、TLS を設定し、回線が不通になった後の移行に対応し、さらに品質の変動を長期的に監視するということです。こうした作業は、いじるのが好きな人には楽しみですが、ただ用事を済ませたいだけの人にはコストです。サブスクリプションはこれをバックエンドに収めます。回線の調整、ノードの入れ替え、プロトコルの更新はすべてサービス側で完了し、ユーザー側に見えるのは多くの場合、回線一覧が1行増えた、1行減ったという程度です。
無料ツールにもコストはあります。ただ請求書の形が違うだけです。速度制限、待ち時間、広告枠、そして「あなたの通信量そのものが商品」というビジネスモデル。VPNYF は明朗価格を選びました。月額プランは ¥9.9 からで 60GB の通信量込み、ほかに ¥18/月で 250GB、¥28/月で 500GB の2プラン。データパックは ¥158/300GB からで、使い切るまで有効、期限はありません。初回のお支払い後 14 日間は理由を問わず返金に応じます。支払い方法は Alipay、WeChat Pay、USDT に対応しています。
本サービスがやらないことも明確にしておきます。改善するのは「あなたと目的のサービスをつなぐ経路の品質」であり、目的のサイトがあなたのアカウント、端末、支払い方法をどう判定するかは変えません。SNS アカウントの提供、代理登録、会員の共有は行いません。動画配信プラットフォームの地域別コンテンツとリスク管理の方針は各プラットフォームが決めることで、今日見られた作品が明日には地域が変わることもあります。これは回線でどうにかできる話ではありません。先に書いておくほうが、後から説明するより時間を節約できます。
このマニュアルでは4つの用語が繰り返し出てくるので、先に定義をそろえておきます。回線タイプ:IEPL 専用線は独立した国際専用線を通る経路で、揺らぎが小さく、会議や大容量ファイルに向きます。中継は第三国のノードを経由して転送する方式で、カバー範囲が広くコストパフォーマンスに優れます。直結は近くに接続する方式で、遅延は低いもののローカルネットワークの品質に左右されやすくなります。サブスクリプションリンク:認証情報を含む1本のアドレスで、クライアントはここから回線設定を取得します。出口 IP:目的のサイトから見えるあなたのアドレス。振り分け:どの通信を高速化経由にし、どれを直結にするかを決めるルールの集合です。
サイト内には「使い方ガイド」もあり、「登録—購入—リンクの取得—導入—接続」という最短ルートを10分ほどでたどれます。本ページは体系的なマニュアルで、各ステップの背景、境界的なケース、トラブル対処の分岐まで書き出しています。初めて使う方はまずガイドページを一通りやってみて、「なぜ」が出てきたら本ページの該当章を確認してください。すでに利用中の方は日々のメンテナンスと応用の章へ直接進んでかまいません。
このサービスが最も向いているのは3タイプです。海外のサイトやツールに安定してアクセスする必要がある業務ユーザー。海外から中国本土のサービスを快適に使いたいユーザー。端末が多く、家中のネットワークをまとめてつなぎたい家庭や小規模チーム。たまに1つのページを開くだけで、安定性を求めない使い方なら、月額プランは割に合いません。まず最小プランで1か月試し、自分のネットワークで回線がどう振る舞うかを確認してから、長期利用を決めればよいでしょう。
プラン選び:月額3プランとデータパックの使い分け
料金体系はシンプルです。月額サブスクリプションで3プランから選べ、プラン間の違いは毎月使える通信量だけ。回線プール、対応プラットフォーム、台数無制限、返金保証はすべて共通です。通信量は契約開始日ごとに毎月リセットされます。暦月の1日ではなく、契約した日が基準です。たとえば5日に契約すれば、以降は毎月5日にリセットされます。途中でアップグレードした場合、差額は残り日数で按分され、月の途中で上げたせいで1か月分を無駄に払うことはありません。
勘でプランを選ばないでください。まず、自分が毎日高速化経路上で何をしているかを見ます。Web、メール、文書、チャットだけなら 60GB のプランで通常は足ります。毎日決まった動画視聴やライブ配信、素材のアップロードがあるなら 250GB が安心です。複数端末を同時接続し、大きめのファイルをよくダウンロードしたり 4K 再生をしたりするなら、500GB のプランを直接見てください。動画は通信量の大部分を占め、解像度が高く、時間が長いほど消費が増えます。OS のアップデート、クラウドストレージの同期、コードリポジトリの取得はファイルサイズでカウントされ、1回で数 GB になることもあります。「毎日必ず使うもの」と「月にたまに使うもの」を分けて考え、前者で基本プランを決め、後者はデータパックで受け止めてください。
| プラン | 料金 | 毎月の通信量 | 向いている利用強度 |
|---|---|---|---|
| エントリー | ¥9.9 / 月 | 60GB | Web・メール・文書が中心、1台または少数の端末 |
| スタンダード | ¥18 / 月 | 250GB | 毎日動画を見る、複数端末を同時接続 |
| ヘビー | ¥28 / 月 | 500GB | 4K 再生、大容量ファイル転送、家中まとめて高速化 |
データパックは別の仕組みです。3種類で、¥158/300GB、¥358/1000GB、¥658/3000GB。使い切るまで有効で、期限はありません。向いているのは3つの場面——出張やプロジェクト期間中に集中して使う、月末に残量が心もとないがプランは上げたくない、自宅の2台目のルーター用に予備を持つ。なお、データパックと月額プランの通信量は別々に計算されます。月額プランは毎月リセット、データパックはリセットされず減るだけです。
| データパック | 料金 | 有効期限 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| 300GB | ¥158 | 使い切るまで有効、期限なし | 月次の補填、一時的な集中利用 |
| 1000GB | ¥358 | 使い切るまで有効、期限なし | 四半期プロジェクト、家庭の予備 |
| 3000GB | ¥658 | 使い切るまで有効、期限なし | 長期的なヘビーユース、複数端末で同一アカウントを共有 |
プランを選ぶ前に3つの問いに答えてください。1つ目は毎月おおよそどれくらい通信量を使うか、2つ目は主な用途が閲覧か動画か、3つ目は同時に接続する端末が何台あるか。3つ答えれば、プランはほぼ決まります。迷ったら最小プランから始めてください。1か月使って、自分のネットワークとよく使う時間帯で回線がどう振る舞うかを確かめ、合えばアップグレードし、合わなければ14日間の返金保証があります。一度に大きいプランを買うより堅実で、問題がプランにあるのか回線にあるのかも判断しやすくなります。
支払い方法は Alipay、WeChat Pay、USDT の3種類で、月額3プランとデータパック3種類はどちらも同じ注文フローです。料金と通信量は「料金プラン」ページおよび管理画面の表示が基準で、本ページは選び方の説明のみを扱います。各プランに含まれる特典、すべてのプラン共通の内容は、料金プランページの「すべてのプランに共通」リストをご確認ください。
登録と注文:メール不要のアカウント手続き
VPNYF の登録条件はただ一つ、メールアドレス不要。ユーザー名とパスワードだけで登録できます。これはわざわざ書く価値のあるポイントです。多くのサブスクリプションサービスはメール認証を求め、メールの到着を待ってリンクをクリックする必要があり、迷惑メールフォルダに入ってしまうこともあります。本サービスはこの工程を省いているので、登録後すぐにログインでき、手間が一つ減り、メール情報が漏れる可能性も一つ減ります。
ユーザー名はログイン専用です。本名やよく使うニックネーム、SNS アカウントと同じ ID は避けてください。パスワードは12文字以上で、大文字・小文字・数字・記号を混ぜ、他のサイトとの使い回しは禁物です。パスワードマネージャーで生成・保存するほうが、付箋に書くより確実です。アカウントを失うと、サブスクリプションも通信量も取り戻すのは難しくなります。この2分は惜しまないでください。
注文の流れは一直線です。管理画面で登録・ログインし、プラン欄で希望のプランを選び、料金と通信量を確認して注文を確定します。注文は未払いのレコードとして作成されるので、支払い方法を選んで決済を完了してください。決済後は注文ページに戻って更新するとステータスが変わります。開通すると概要欄にサブスクリプションの入口が表示され、これが以降すべての操作の前提になります。
3つの支払い方法にはそれぞれ注意点があります。Alipay と WeChat Pay は QR コード決済で、有効期限内に完了してください。期限を過ぎた注文はクローズされます。USDT は管理画面に表示されたアドレスとネットワークに従って送金し、金額は注文と完全に一致させてください。送金後はトランザクションハッシュを保管します。着金確認には通常ブロック確認の待ち時間がかかります。3つとも管理画面から開始するものだけを使い、個人チャットで送られてくる受取アドレスや「代理支払い」の依頼は信用しないでください。
- 支払ったのに注文が変わらない:まず注文ページを更新し、決済チャネルが「処理中」になっていないか確認します。妥当な時間を過ぎても開通しない場合は、チケットに注文番号と支払い時刻を添えてください。サブスクリプションリンクは添付しないでください。
- 二重注文:注文一覧に戻り、未払いまたは支払い済みの注文がすでにないか確認して、二重払いを避けてください。
- 支払いの中断:ページを閉じても注文は失われません。再ログインして注文一覧から続行してください。
アカウント安全の最低ラインはいくつかあります。共用パソコンでログインしたら必ずログアウトする。アカウントとパスワードを「代理購入」や「相乗り」の相手に渡さない。サブスクリプションリンクはパスワードと同等で、漏れると他人があなたの通信量を消費できます。異常に気づいたら、まず管理画面でパスワードを変更し、そのうえでチケットに状況を書き、おおよその時刻と異常な症状を添えてください。リンクの全体は貼らないでください。
注文完了後にまずやることは、すぐクライアントを入れることではなく、管理画面で3点を確認することです。プランと通信量が正しいか、有効期限がいつか、サブスクリプションの入口が表示されているか。問題なければリンクの取得に進みます。こうしておけば、後のトラブル対処で「注文が開通していない」という変数を最初から除外でき、回り道が減ります。
リンクの取得:URL・プロトコルと導入方法
サブスクリプションは要するに1本の URL で、あなたのアカウントにしかない認証情報が含まれています。クライアントがそれを要求すると、サーバー側が現在利用可能な回線設定を返します。回線が調整されても、クライアントが再取得すれば新しい設定が手に入ります。インストールパッケージをダウンロードし直す必要はありません。この仕組みを理解しておけば、「なぜ急に回線が増えたのか」「なぜ更新したら直ったのか」の多くは自分で説明できるようになります。
取得手順:管理画面にログインし、概要またはサブスクリプション欄で入口を見つけてリンクをコピーします。リンクはログイン状態でのみ表示されます。スクリーンショットをグループに送ったり、チケット・掲示板・公開ドキュメントに貼ったりしないでください。パスワードと同等です。リンクを手に入れた人はあなたの通信量を使え、あなたのアカウントの回線一覧も見られます。
管理画面は優先順位に従って導入方法を示します。clashplus:// が最優先、次に Shadowrocket、Stash、sing-box、Clash です。デスクトップは通常 Clash 系クライアント、モバイルは OS に応じたクライアントを選びます。迷ったら管理画面が最初に勧める項目を選ぶのが、互換性の面で最も安全です。プロトコル名はクライアント同士の「言語」のようなもので、選び間違えてもエラーにならない代わりに、導入後に回線が空ということがあります。その場合は別の導入方法に切り替えてください。
| 導入方法 | 対応プラットフォーム | 説明 |
|---|---|---|
| clashplus:// | デスクトップとモバイル | クライアントをワンクリックで起動し購読を自動入力、優先して使う |
| Shadowrocket | モバイル | リンクを手動で貼り付け、モバイルの単一クライアント環境に適する |
| Stash | デスクトップとモバイル | 設定として導入し、ルールと振り分けがより細かい |
| sing-box | 上級ユーザー | 設定ファイル形式で導入、自作ルールセットに適する |
| Clash | 汎用 | リンクを直接貼り付け、互換性が最も広い |
導入は2通りあります。ワンクリック導入はインストール済みのクライアントを起動して購読を自動入力します。手動導入はリンクをクライアントの「購読 / 設定」入力欄に貼り付け、名前を付けて保存します。ワンクリック導入が失敗するのは、クライアントが未インストールか、OS がそのプロトコルに関連付けられていない場合がほとんどです。手動導入に切り替えれば済むので、何度も再インストールする必要はありません。
形式のサンプルは以下のとおりです。これはダミー値で、実際のリンクは管理画面にしか表示されません:
https://example.com/sub?token=YOUR_TOKEN
貼り付けるときに前後の空白を入れないでください。チャットアプリがリンクを2行に折ってしまうのも避けます。購読の更新は1日1回に設定し、回線が調整されたら手動で1回更新してください。更新に失敗したら、まず購読が有効期限内か、通信量を使い切っていないかを確認し、そのうえで現在のネットワークから管理画面を開けるかを見ます。順番を逆にすると、単純な問題を複雑な問題に変えてしまいます。
同じサブスクリプションを複数台の端末に導入できます。本サービスは台数無制限です。ただし「台数無制限」は公開して共有してよいという意味ではありません。1本のリンクを多人数で共有すると通信量の消費が読めなくなり、トラブル対処も難しくなります。家庭内で使う場合は端末ごとに判別できる名前を付けておくと、問題が起きたときにどの端末が通信量を使っているか一目で分かります。
5プラットフォームのクライアント個別導入
5つのプラットフォームは同じ4ステップです。ダウンロード、インストール、購読の導入、出口の確認。違いはシステムの権限とバックグラウンドの仕様にあります。以下はプラットフォーム別に、どこをクリックし、何が表示され、次に何をするかを書き出します。クライアントは必ずログイン後の管理画面のダウンロード欄から入手し、第三者のサイトから改変版をダウンロードしないでください。
Windows:インストール、権限許可、起動時の自動接続
管理画面からインストールパッケージをダウンロードし、ダブルクリックしてウィザードに従います。初回起動時に Windows の SmartScreen 警告が出ることがあります。「詳細情報」をクリックし、さらに「実行」を選んでください。これはクライアントの問題ではなく、広く配布されていないプログラムに対する OS の既定のブロックです。インストールが終わるとタスクトレイにアイコンが現れ、右クリックでメイン画面を開けます。購読ページでリンクを貼り付けるかワンクリック導入を押し、回線を1本選んで接続をクリックします。
接続に成功するとトレイアイコンの状態が変わります。ブラウザで IP 確認ページを開き、出口が変わったことを確認してください。起動時に自動接続したい場合は、設定で「自動起動」と「自動接続」をオンにします。接続に失敗する場合は、まずクライアントに管理者権限があるかを確認し、次に OS のファイアウォールでブロックされていないかを見ます。会社のパソコンではグループポリシーで制限されていることもあるので、その場合は別の端末で試すと、アカウントの問題か環境の問題かをすぐ切り分けられます。
macOS:システム拡張の許可が要となる
dmg をダウンロードしてアプリケーションフォルダにドラッグし、初回起動時に「インターネットからダウンロードしたアプリ」と表示されたら開くことを確認します。ネットワーク拡張のインストール時にシステムが許可を求めます。システム設定を開き、プライバシーとセキュリティに進み、下部に表示されるブロックの通知を見つけて「許可」をクリックし、管理者パスワードを入力してからクライアントを再起動します。この手順が終わっていないと、クライアントは接続済みと表示しながら実際には通信が流れません。よくある「偽の接続」の最大の原因です。
許可が終わったら購読を導入し、回線を選んで接続し、IP 確認ページで検証します。その後 OS のメジャーアップデートで許可をやり直す必要が出ることがあります。アップデート後に初回接続が失敗したら、まずプライバシーとセキュリティを確認してください。すぐ再インストールする必要はありません。
iOS:VPN 設定の許可とバックグラウンドの仕様
App Store で管理画面が指定するクライアントをインストールし、ログイン後に管理画面の案内に従って取得します。起動したら VPN 設定の追加を許可します。Face ID またはパスコードでの確認を求められます。購読の導入はワンクリック起動でも手動貼り付けでもかまいません。回線を選んで接続し、ステータスバーに VPN の表示が出ればトンネルは確立しています。
iOS は低電力モードや長時間のバックグラウンドで接続を回収します。前面に戻して再接続すれば問題ありません。常時接続が必要な場合は、クライアントをバックグラウンド更新の許可リストに入れ、低電力モードをオフにしてください。Wi-Fi とモバイル通信を切り替えると一時的に切断されますが、これは OS の仕様です。数秒待つか手動で再接続してください。接続ボタンを連打しないでください。
Android:提供元不明アプリのインストールとバッテリー最適化
管理画面からインストールパッケージをダウンロードすると「提供元不明」と表示されます。設定で現在のブラウザまたはファイルマネージャーにアプリのインストールを許可し、戻って続行します。インストール後に開き、VPN の権限を付与します(システムのダイアログで、許可しないとトンネルは確立できません)。購読を導入し、回線を選んで接続し、出口を確認します。
Android のバッテリー最適化は、画面オフ後にクライアントを終了させがちです。システム設定でクライアントを「制限なし」にし、最近使ったタスクでロックしておきます。一部のカスタム OS には自動起動の管理があり、個別に許可が必要です。画面オフから数分で切れる場合、9割はこの設定漏れです。
Linux:コマンドラインでの導入と自動起動
Linux は通常コマンドラインのクライアントを使います。管理画面からアーキテクチャに合ったアーカイブをダウンロードし、ユーザーディレクトリに展開、実行権限を付けて起動します。初回起動で設定ディレクトリが生成されるので、サブスクリプションリンクを設定ファイルに書き込むか、クライアントの購読コマンドで導入してから起動します。以下のコマンドは構造の例示のみで、実際の引数はクライアント付属のヘルプに従ってください:
./vpnclient subscribe "https://example.com/sub?token=YOUR_TOKEN"
./vpnclient up
curl -s https://example.com/ip
自動起動が必要な場合は、systemd のユーザーサービスを書き、ExecStart をクライアントのパスに向け、有効化すればログイン時に起動します。GUI のないサーバーでは DNS に特に注意が必要です。クライアントが DNS を引き受けると、コンテナやローカルの名前解決サービスは別途設定が必要になり、「接続はできるが名前解決に失敗する」ことがあります。その場合は、まず名前解決の設定ファイルがどこを向いているかを確認し、そのうえでコンテナにホスト側の解決設定を共有させるかを決めてください。
5プラットフォームすべてを終えたら、管理画面に戻ってサブスクリプションの状態が正常か確認します。プラットフォーム固有の権限の問題に当たったら、まず該当の節を見て、次にヘルプセンターの接続・故障の分類を確認してください。それでも解決しない場合にチケットを切り、プラットフォーム、OS のバージョン、クライアント名、回線名、エラーメッセージをまとめて書いてください。
接続と確認:出口が切り替わったかを確かめる
「接続済み」は最初のシグナルにすぎず、通信が本当にトンネルを通っているかは分かりません。完全な確認には3つのシグナルがあります。クライアントが接続済みと表示している。出口 IP とその所在地が変わっている。目的のサービスが実際に開ける。3つすべてがそろって初めて成功です。1つ目だけを見ていると「偽の接続」に引っかかります。特にシステム権限が足りない場合や、振り分けルールでブラウザが除外されている場合に起こります。
出口の確認は単純です。接続前に本サイトの「IP 確認」ページを開き、現在の出口 IP と所在地を控えます。接続後に再読み込みし、IP と所在地が回線の地域に変わっていれば成功です。変わっていなければ通信はトンネルを通っていません。まず振り分けルールが有効になっていないか、一部のアプリだけをプロキシしていないかを確認し、そのうえでクライアントが本当に設定を取得できているかを見てください。
DNS は2つ目の見落としやすいポイントです。ドメインはまず IP に解決されてからアクセスされるため、DNS 問い合わせが依然としてローカルの回線事業者を通っていると、「IP は変わったのに一部のサイトが開けない」とか、解決結果が誘導されるといったことが起こります。クライアントは通常 DNS を引き受ける機能を内蔵しています。設定で DNS が手動に戻されていないか確認してください。IP 確認ページで所在地が回線と一致するかを見るのは、簡単で有効な傍証になります。
システム時刻も一度確認する価値があります。TLS 証明書の検証はシステム時刻に依存し、ずれが大きいとハンドシェイクに失敗します。症状は「接続はできるのにすべての HTTPS サイトでエラーが出る」です。システム時刻を自動同期に設定して再試行すれば、1分で解決することもよくあります。
| 症状 | まず確認 | 次に確認 |
|---|---|---|
| クライアントが接続できない | 別の回線、別のプロトコルに変える | クライアントを再起動、ローカルネットワークの制限を確認 |
| 接続はできるがページが開けない | 振り分けルール、DNS 設定 | ブラウザと OS の DNS キャッシュを消去、別のブラウザで試す |
| 一部のアプリだけプロキシを通らない | アプリ別プロキシのリスト | ルールモードとグローバルモードを比較 |
| 速度が明らかに遅い | 回線を変える、時間帯を変える | ローカル帯域、他の端末が占有していないか |
| 頻繁に切断される | スリープとバックグラウンド制限 | ネットワーク切り替え、クライアントのバージョン |
振り分けが「偽の故障」を生みます。ルールモードでは中国本土のサイトは既定で直結されます。これは仕様であり、回線が壊れたわけではありません。見分け方は、一時的にグローバルモードに切り替えて比べることです。問題が消えれば、ルールが目的のサイトを直結に振り分けているだけなので、必要なドメインをプロキシリストに追加してください。グローバルモードを長時間使うのは避けます。通信量を多く消費し、ローカルサービスも遅くなります。
チケットを切ることが決まったら、次の情報を添えてください。プラットフォームと OS のバージョン、クライアント名、回線名、エラーメッセージの原文、すでに試した手順、発生日時のおおよそ。サブスクリプションリンクとパスワードは添付しないでください。情報がそろっているほどやり取りの回数が減ります。「使えない」とだけ書かれたチケットは、通常3往復してからでないと調査が始まりません。
日々のメンテナンスと更新:通信量のリセット・アップグレード・返金
通信量は契約開始日に毎月リセットされます。自分の契約開始日を覚えておけば、毎月いつ回復するかが分かります。管理画面で使用済み通信量と残量を確認できるので、上限に近づいたら早めにプランを上げるかデータパックを買うかを決めてください。完全に止まってから対応すると、出張中などは特に処理コストが跳ね上がります。
月額プランの通信量を使い切ったら、データパックを買って継続するか、次のリセット日を待つかを選べます。データパックは使い切るまで有効で期限がないので、早めに買っても無駄になりません。ある月だけ急に使用量が増えたなら、データパックのほうがプランを上げるより割安なことが多いです。何か月続けて底をつくなら、プランが低すぎるので上げたほうが楽です。
アップグレードは残り日数で差額を按分し、1か月分を二重に請求することはありません。アップグレード後は通信量の区分が上がり、リセット日は変わりません。ダウングレードと解約の具体的な規則は規約ページが基準で、本ページでは扱いません。長く使う価値があるかを判断したい場合は、「長期利用のVPNはどれがいい?年払いの価値と長く使えるかの見極め方」の分析枠組みを参考にしてください。
更新は有効期限前に済ませてください。サブスクリプションが失効するとクライアントの更新に失敗します。更新後は管理画面で有効期限が延びていることを確認し、クライアントで購読を手動更新します。期限切れ後もクライアントはすぐには消えませんが、新しい設定を取得できません。症状は「回線は残っているのに接続できない」です。まず有効期限を見れば、無駄な切り分けを1巡省けます。
本サービスは初回のお支払いに対して14日間の返金保証を提供しています。申請前に、本当に合わないかを確認してください。回線を変える、プロトコルを変える、時間帯を変えて試す。多くの「使えない」は回線の選び間違いかローカルネットワークの制限です。返金すると決めたら、チケットから注文番号を添えて申請します。返金が完了するとサブスクリプションは失効するので、クライアント側の該当設定を削除して、後で誤って接続しないようにしてください。
端末の管理も定期的に行う価値があります。本サービスは台数無制限ですが、機種変更や OS の再インストール後は古い購読を整理し、端末には判別できる名前を付けることをおすすめします。サブスクリプションリンクが漏れた場合は、まずパスワードを変更し、そのうえでチケットで状況を説明してください。クライアントは管理画面が提供するバージョンのままにし、出所不明の改変版を混在させないでください。OS のメジャーアップデート後はネットワーク拡張と権限がリセットされることがあるので、再許可して出口を一度確認してください。
- 毎月やる3つのこと:通信量と有効期限を見る、購読を1回更新する、予備の回線に切り替えて疎通を見る。数分で終わり、ほとんどの「急に使えなくなった」を防げます。
- 端末を替えるとき:新しい端末で導入と確認を済ませてから、古い端末の設定を削除します。途中で途切れることはありません。
- 長く使う準備:よく使う回線、プロトコル、端末の組み合わせを固定して変数を減らすと、トラブル時に比較できる基準ができます。
応用とトラブル対処の索引
回線の種類が体験の上限を決めます。IEPL 専用線は揺らぎが小さく、ビデオ会議やリモートデスクトップ、大容量ファイルのアップロードに向きます。中継はカバー範囲が広く、動画配信や日常のブラウジングに向きます。直結は遅延が低く、目的のサービスが近くにある場面に向きます。回線一覧には種類が表示されているので、名前の響きではなく用途で選んでください。同じ地域に複数の回線があることが多く、種類が違えば挙動も変わります。
自動選択は手間いらずですが予測できません。大事な会議の前には、確認済みの回線を手動で固定し、終わったら自動に戻します。よく使う回線を控えておけば、問題が起きたときに順番に切り替えるのが最速の切り分けになります。3回切り替えてもつながらないなら、原因は回線ではなくローカルネットワークかクライアントの権限にある可能性が高いです。
振り分けは上級ユーザーが最も時間をかける価値のある項目です。ルールモードでは中国本土のサイトは直結、海外のサイトは高速化経由になり、通信量を節約しつつ速くなります。グローバルモードはすべての通信がトンネルを通り、切り分けや特殊な場面に向きますが、長時間の使用はおすすめしません。アプリ別プロキシならブラウザと開発ツールだけを高速化経由にし、他のアプリは直結のままにできます。安定性とローカルサービスの正常動作を両立したい環境に向いています。
購読をルーターに入れれば、家中の端末を一度に接続でき、テレビやゲーム機もカバーできます。代わりに設定のハードル、ルーターの性能制限、そして問題が起きたときに家中がネットワーク断になるリスクがあります。端末が多く、手をかけることを厭わない家庭に向きます。1〜2台だけなら、端末ごとにクライアントを入れるほうが手軽です。具体的な方法と取舍は「ルーターVPNのおすすめ:家中のネットワークをまとめて高速化する設定と向き不向き」をご覧ください。
AI ツールと動画配信は出口の安定性に敏感で、頻繁に回線を切り替えるとリスク管理に引っかかったり、ログインが無効になったりします。1本の回線を固定して使うのがおすすめで、接続のたびに地域を変えないほうが安全です。動画配信の地域別コンテンツはプラットフォームの方針で変わります。ある作品の地域が変わったときは、まずプラットフォーム側の変更を確認し、そのうえで回線の変更を検討してください。「回線の問題」と「プラットフォームの方針」を分けて判断すれば、無駄な作業が大きく減ります。
自動化については、自動起動、自動接続、購読の毎日自動更新の3つをオンにすればほぼ手放せます。端末名は「自宅-ノート」「会社-デスクトップ」のような統一ルールにすると、トラブル時にすぐ照合できます。より細かい手順は「Windows VPN 初心者向け完全ガイド:クライアント導入から自動起動まで」と「macOS VPN 初心者向け完全ガイド:インストール、システム許可、有効性の確認」の2本をご覧ください。
| 症状 | 最も可能性の高い原因 | 対処の順序 |
|---|---|---|
| どのサイトも開けない | トンネル未確立、またはシステム時刻の異常 | クライアントの状態を見る → 時刻を合わせる → 回線を変える → クライアントを再起動 |
| 海外のサイトだけ開けない | 振り分けで直結に送られている | グローバルに切り替えて比較 → ルールを確認 → プロキシリストに追加 |
| 開けるがとても遅い | 回線の混雑、またはローカル帯域の飽和 | 回線を変える → 時間帯を変える → ローカルの占有を確認 |
| 購読の更新に失敗する | 期限切れ、通信量の使い切り、リンクの途切れ | 有効期限を確認 → 通信量を確認 → リンクをコピーし直す |
| モバイルで画面オフと同時に切れる | バッテリー最適化またはバックグラウンド制限 | 制限なしに設定 → 低電力モードをオフ → バックグラウンドをロック |
マニュアルはここまでです。初めて使うときは章の順に一通り進み、各ステップで「何が表示されたか」を控えておいてください。その後はリファレンスとして使い、問題が起きたら該当の節へ直接飛んでください。料金と特典の全体は「料金プラン」、地域別に回線を選ぶなら「回線一覧」、最短で使い始めるなら「使い方ガイド」、ここで扱っていない問題は「ヘルプセンター」で分類から探してください。